人と話すのが好き!
その長所を活かして仕事やバイトがしたい!
「人と話すのが好きな人」におすすめの仕事は?
人と話すのが好きな人。
そんなあなたにおすすめしたいのが「居酒屋」のお仕事です。
居酒屋は定番なバイト先の候補ですが、大変な話を聞いた事もあり、躊躇している方もいると思います。
今回は、居酒屋バイトの一日のスケジュールについてご紹介していきます。
一日の業務はその日の忙しさによって大きく異なり、お客さんが少なければ21時ぐらいに上がる事もありますし、本当に忙しい日は0時を超えることも。なので、今回は特に忙しい時期、忘年会がある12月を中心にご紹介していきましょう!
「人と話すのが好きな人へ」居酒屋の一日の流れ
居酒屋バイトには、大きく分けてホール(お客さんがいるエリア)とキッチンに担当が分かれますが、今回は特に業務の種類が多いホールを中心にご紹介していきます
18時 出勤
私が働いていた居酒屋はオープンが18時だったので、ホール担当のバイトは18時か17時半に出勤します
出勤したら制服に着替え、手洗い消毒を行ったら、まずは席の準備に取り掛かります
席の準備といっても2つのパターンがあり、一つは予約なしで来店するお客さん用の基本的な準備。各テーブルに、箸や取り皿・醤油などの各調味料の量を確認し、メニュー表が置かれているかを確認します
もう一つのパターンは、予約されているお客さん用の席の準備。予約されるお客さんの中には、席だけの予約もあれば、コースで予約される方もいます。席だけであれば、人数に合わせてお皿や箸をセットするだけですが、コースの場合は席にコンロやトングなどの道具を用意する事もあるため、ホール担当のバイトはまず出勤したら予約表を確認することになります
基本的にはオープン前に準備できていることが前提ですが、忙しい日には間に合わない事もあります。なので、18時半前までの比較的忙しくない時間までに終わらせる事が目標になります
19時 だんだんお客さんが増えてくる
忘年会の予約は、一番多いのが19時ごろになります。なので、この時間になると忙しさが急に上がってきます!というのも、お客さんが訪れてからは、注文を聞いたりドリンクを用意したりと、やる事がたくさんあるからです
居酒屋バイトでよく言われる事が「お客さんのグラスは常にチェックして、常に手元に飲み物があることを心がける事」
居酒屋に来るお客さんは、仮にお店が忙しくて料理がなかなか来なくても、最低限手元にドリンクさえあれば許してくれます。しかし、逆に手元にドリンクがないと「何で居酒屋なのに酒が来ないんだ!」と、すぐに怒ってしまうのですね。特に私がいたお店は意識が高かったので、お客さんの飲み物がもう少しで無くなりそうだったら、先にドリンクを聞いて置くことを徹底していました
忙しい時間帯である19〜21時までは、お客さんを席へご案内したと思ったら、次は「すみませーん」と呼ばれてオーダーを取り、今度は別のところから「ドリンクいいですか?」と呼ばれてを繰り返します。お客さんとお客さんの間を行き来しながら、合間にドリンクを作ったり料理を運び、そのついでにお客さんのテーブルにある空いたお皿を同時に片付けます
そしてオープンしてから大体2時間経つと料理を食べ終わり、お会計をするお客さんがあらわれ始めます。お会計を行う人はお店にもよりますが、大体は店長やお店の責任者か、バイト歴の長い人。お会計時はお客さんと一番話す時間が作りやすい場所なので、お店を覚えてもらってまた来てもらう為に、よく話しかける事が多いのですね
22時 溜まったお皿をやっと洗い始める
忙しい時は、ホールの作業をしながらお皿洗いをする暇がありません
ですので、本来なら同時進行で行うところを、忘年会の時期はジョッキだけ優先して洗い、お皿を洗うのは後回しにします
22時ごろになると、大体忘年会のお客さんはいなくなりホールに人手の余裕が生まれるので、ようやくお皿洗いを始めます。お皿は取り皿から大皿まで、さまざまなサイズや種類のお皿が数十枚以上積まれています。これをいかに効率よく洗い、食洗機に入れ、乾燥させて片付けるかが時間効率化のポイントになります
ちなみに、洗剤によって手も荒れやすくなる為、大体のバイトの子はお皿洗いを嫌がりますが、私はむしろ進んでやってましたね。頭を空っぽにして出来る作業だし、むしろ「いかに早く皿洗いを終わらせるか」っていうゲーム感覚な部分も
23時 バッシング(食器の下げ)も行う
裏ではお皿洗いを進めている一方、もう少し時間が経つとどんどんバッシングを進めていく事になります。バッシングとは飲食店の専門用語で、お客さんが使わなくなったお皿や箸等を片付ける作業のことを指します。忙しかった21時までは全員でホールの作業を行い、落ち着き始める22時から数人だけ別の作業を行い、23時から全員で本格的に片付け作業開始といった感じです
また23時頃になると、大体のお店は料理のラストオーダーとなるので、同時にラストオーダーの確認も行います。お客さんへラストオーダーを聞かないと、後から注文したくてもできなくなる為、トラブルの原因となってしまうため、大事なポイントです
そして、23時半ごろになるとドリンクのラストオーダーとなり、ドリンク用の作業カウンターも片付けに入ります
24時 片付け終了+賄いの時間
忙しい時はラストオーダーから1〜1時間半ほどで、片付け完了になります
片付ける内容として、お皿洗いはもちろん、乾かしたお皿を下の位置に戻したり、テーブルの水拭き・足りない材料の確認や補充、そして床の掃除機がけも行います。お客さんもよく食べかすを落としてしまうので、先に掃除機をかけたり、足りないものを確認しておくと、次の日の作業がスムーズになります
そして片付けが全て終わりましたら、ようやく賄いの時間!
賄いは店舗にもよりますが、「自分で自由に作っていいよ」タイプのお店、余った材料からキッチン担当が作ってくれるお店、メニュー表にある料理を練習がてら賄いにするお店などがあります。(もちろん、賄いがないお店もありますが・・・)
この賄いに関してもお店の特色や雰囲気の違いがあり、私がいた所はビールサーバーを洗浄する際に廃棄する分が生まれてしまうため、ジョッキ2杯分のビールなら飲んでもいいよと言われてました
お酒好きには嬉しい特典ですね
「人と話すのが好きな人へ」居酒屋で大変だったこと
ここまでが、特に忙しい12月の居酒屋バイトになります。やはりやる事がたくさんあったり、お客さんの対応に忙しかったりと大変なことはたくさんありますね。特に皮膚が弱い子は、お皿洗いで手が荒れてしまい、水脹れができてしまうことも。また、冬の店内は非常に暖かいため、働いているバイトにとってはめちゃくちゃ暑い
「人と話すのが好きな人へ」居酒屋のやりがい
ただ、そんな居酒屋バイトが私は好きでした。やる事がたくさんあると、それだけ必死になれますし、時間の進みが非常に早いです。また、全てをやり終えた後の達成感はすごいですし、お店によっては一日の売り上げによってボーナスがある所もあるため、頑張る意欲につながりますよね
「人と話すのが好きな人へ」居酒屋のお仕事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
現在居酒屋バイトを検討中の方にとっては、今回の話を聞いて「そんなに忙しいのかよ!」と思うかもしれません。しかし、逆に言えば特に忙しいのは12月だけで、2月や6月のような長期休暇前や後は非常に空いてて、暇な時間があります。なので、もしまだバイト経験のない人でしたら、そういった暇な時期にバイトへ募集し、落ち着いて学ぶととても良いですよ!逆にバイト経験のある人でしたら、むしろ忙しい時期に入ることで感謝される事も
人生経験においても一度経験してみると、意外と楽しかったり
本記事が、これから働こうか迷われてる方の選択肢を広げるひとつになれば幸いです
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