今は転職する人が珍しくない時代になりましたが、「初めて転職するけど転職エージェントを使うべきか迷っている」、「転職エージェントに興味はあるけどどこが良いか分からない」などの悩みはありませんか。
この記事では、代表的な転職エージェントからおすすめ4つを選択して比較しつつ、転職エージェントの選び方や、活用するコツを紹介します。
転職エージェントにおけるいろいろなポイントを押さえているため、転職エージェントの情報が欲しい人はぜひ参考にしてみてください。
転職エージェントの比較4社
転職エージェントはたくさんあるため、初めて転職をする人はどれが良いのか分からないと思います。
代表的な転職エージェントの中から特におすすめできるサービスを紹介していきます。
まずは比較表で基本的な内容を確認してみてください。
比較項目 | リクルートエージェント | マイナビエージェント | doda | ビズリーチ |
サービス種別 | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント+転職サイト | 転職サイト |
求人数 | 380,836件 | 63,215件 | 218,438件 | 84,769件 |
対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国・海外 |
特徴 | ●業界トップの求人数 ●幅広い業界の求人を保有 | ●20代、第二新卒の求人が豊富 ●中小企業の求人が豊富 | ●業界トップクラスの求人数 ●転職サイトとしても同時に使用可能 | ●代表的なハイクラス向け転職サイト ●ヘッドハンターからの紹介あり |
リクルートエージェント
リクルートエージェントは業界最多の圧倒的な求人数を誇り、豊富な求人から自分の希望に合った企業を探すことができます。
選択肢の幅がかなり広がるため、まずは登録してみることをおすすめします。
転職エージェントなので、担当のキャリアアドバイザーが付き、キャリア構築から面接対策や企業との年収交渉など手厚いサポートを受けることができます。
業界最大手の強みを活かし、求職者への過去の転職支援実績を活用した情報提供を受けられることも魅力の一つです。
「求職者と類似経歴を持つユーザーがどのような会社へ転職しているか」などの情報をキャリアアドバイザーから聞くことができます。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは特に第二新卒をはじめとした若年層向けや、中小企業の求人が多いことが特徴です。
他のサービスではキャリアアドバイザーのサポート期間が設けられていることが多いですが、マイナビエージェントは期間制限がないこともあり、急かされることなく安心して活動を進めることができます。
また、女性の転職にも強いという特徴があります。
女性の転職支援を目的としたチームが編成されており、求人検索では「産休・育休取得実績」など、女性が求めることが多い制度の有無に絞った検索も可能です。
doda
dodaはリクルートエージェントほどではないものの、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェントです。dodaは、会員登録で転職エージェントと転職サイトに同時に登録されるという特徴があります。
登録したら転職サイトで求人検索することができ、気になる求人があればキャリアアドバイザーに情報提供を依頼することができます。
登録後すぐにキャリアアドバイザーとの面談などを行う必要がないため、気軽に転職活動を始めることができます。
dodaは転職を支援するツールも豊富にあり、サービスが充実しているため、まだ転職活動に慣れていない人は登録しておくといいでしょう。
ビズリーチ
ビズリーチはハイクラス向けの代表的な転職サイトです。
転職エージェントとは違いキャリアアドバイザーが担当することはありませんが、審査に合格したヘッドハンターからのスカウトやプロ目線のサポートを受けることができます。
ハイクラス向けなので年収や待遇が好条件な求人も多く、年収アップが実現できたという評判も多い転職サイトです。
登録時に記入する職務経歴書の内容に対して、企業やヘッドハンターからスカウトが来るため、スカウトの内容や数は、自分の市場価値を分析することにも使うことができます。
ただし、ハイクラス向けであること、基本的に求人を見ながらスカウトを待つことになるため、まだ経歴が浅い人やすぐに転職したい人には向かないという特徴も持っています。
年収アップやキャリアアップを狙っている人はぜひ登録してみてください。
転職エージェントがむかつく「活用するメリットは?」
求職者にとって、転職エージェントを活用することはいろいろなメリットがあります。
メリットの後にデメリットも紹介していきますので、転職エージェントが初めての人は参考にしてみてください。
担当のキャリアアドバイザーからの支援を受けられる
転職エージェントは登録後に担当のキャリアアドバイザーが付きます。
キャリアアドバイザーは求職者との面談を通じて、希望条件に合わせた求人紹介などの転職活動のサポート全般を行います。
求人紹介の他にも、応募書類の添削や模擬面接などの面接対策、企業への年収交渉など転職活動の最初から最後までしっかりとサポートをしてくれます。
初めて転職をする人や、転職活動に悩みを抱えている人は登録して相談してみると良いでしょう。
非公開求人など、転職活動の選択肢が広がる
転職エージェントは公開している求人の他に非公開求人を保有しています。
非公開求人とは、例えば公開すると応募が殺到してしまうような好条件な求人のことです。
転職エージェントは戦略的に非公開求人を保有しているため、そのような求人は登録しないと見ることができません。
リクルートエージェントやdodaなどの業界大手の転職エージェントには、選択肢を広げる意味でも登録しておくことをおすすめします。
過去の実績を踏まえたデータやアドバイスをもらえる
転職エージェントは担当するキャリアアドバイザーへ相談するとアドバイスを得ることができます。
特にリクルートエージェントなどの大手は、過去の転職支援実績も豊富で、転職における最近のトレンドや、自分と似た人の転職実績など、役立つ情報をたくさん持っています。
自分の適性年収や、将来性のある職種などのキャリアプランを作るうえでも重要な情報もあるので遠慮せずにいろいろ聞いてみましょう。
転職エージェントがむかつく「活用するデメリット」
転職エージェントを活用するデメリットも紹介していきます。
どの転職エージェントでも言える内容なので、利用登録する前に確認しておいてください。
希望に合っていない求人の紹介が来るときがある
転職エージェントに登録したら、入力した希望条件や経歴に合わせて求人の紹介が送られてきます。
大手の転職エージェントは保有している求人数が豊富で、いろいろな求人紹介が送られてくるため、希望条件に合っていない求人が送られてくることもあります。
連絡が多いと感じる人もおり、たくさん情報が得られるという反面、求人の精度が悪いと情報が多すぎて精査できないというデメリットとなってしまいます。
キャリアアドバイザーからの紹介求人が合わない場合は、遠慮なく申し出て再度すり合わせを行いましょう。
担当するキャリアアドバイザーとの相性が合わないときがある
担当のキャリアアドバイザーとの相性が合わないということは、どの転職エージェントでもあり得ます。
キャリアアドバイザーの能力とは別に性格が合わないこともあるため、気になることがある場合は担当変更の依頼をしましょう。
キャリアアドバイザーが熱心で連絡が多くなった際に、人によっては連絡が多すぎると感じてしまう場合もあります。
その際は、もう少しマイペースに活動がしたい、などの事情を伝えたり、しっかりとニーズをすり合わせすることが大切です。
転職エージェントがむかつく「選び方について」
転職エージェントは数多くあるため、選び方を紹介していきます。転職エージェントは担当のキャリアアドバイザーとの相性がかなり重要となるため、いろいろ使ってみることが大切です。
まずはリクルートエージェントやdodaなど大手の転職エージェント2つくらいを使ってみて、キャリアアドバイザーとの相性をチェックしてみてください。
面談や求人紹介のやり取りをしていると、相手が頼りになるか、親身に相談にのってもらえそうかが分かってくるので、そのまま利用を続けるかを判断しましょう。
また、希望している条件が明確な人は、大手の転職エージェントだと物足りないと感じることがあるかもしれません。物足りないと感じる人は、必要に応じて特化型の転職エージェントも検討してみてください。
例えば、第二新卒やフリーターの人は「ウズキャリ」、IT系に進みたい人は、「マイナビ ITエージェント」など、求職者のニーズに特化した転職エージェントが存在します。
転職エージェントを活用した転職活動の流れ
転職エージェントを活用した転職活動はどういうイメージがあるでしょうか。
初めて転職エージェントを活用する人は分からないと思うので、ここでは一般的な転職エージェント活用の流れを紹介します。
まだ転職エージェントに登録していない人は、事前に確認してみてください。
会員登録・活動スタート
まずは転職エージェントの公式サイトにアクセスして会員登録をします。
基本的に氏名や住所などの個人情報から、求人の希望条件や過去の経歴などの求人紹介に必要な情報を入力していきます。
サイトに従って記入していけば登録は終わりますが、希望条件や経歴はスカウトに必要な情報になるため、しっかりと書きましょう。
キャリアアドバイザーとの初回面談
会員登録後、キャリアアドバイザーとの面談を行います。そこでは自分のキャリアプランの相談や、希望求人のすり合わせなどを担当するキャリアアドバイザーと話します。
特に準備しなくても面談はできますが、スムーズに効果的な転職活動をするにはキャリアアドバイザーの動きが重要になるため、できれば面談で聞かれる内容は事前に準備しておくことをおすすめします。
書類作成・求人応募・面接対策
キャリアアドバイザーとの面談が終わったら、紹介された求人や、求人検索から応募をしていきます。応募する求人が決まったら、職務経歴書や履歴書などの応募書類をキャリアアドバイザーに添削してもらいましょう。
面接前には、模擬面接などの面接対策もしっかり行って臨みます。
面接
面接日などは、基本的にキャリアアドバイザーが調整してくれます。
キャリアアドバイザーは、「応募先の企業が面接でよくする質問」などの情報を持っていることもあるので、しっかりと情報提供を依頼しておきましょう。
面接が不合格だった場合は、企業からキャリアアドバイザーへフィードバックが届くことが多いので、次の面接に活かすことが大切です。
内定
無事面接を通過して内定をもらい、その企業への転職を決意したら転職は終了です。
入社日や年収はキャリアアドバイザーが交渉してくれることが多いため、不安がある人は交渉をお願いしましょう。
転職エージェントがむかつく「活用するコツとは?」
転職活動は人生においても重要なイベントになるため、なるべく効率的かつ効果的に活動したいものです。
ここでは、転職エージェントを活用して転職活動をより良いものにするためのコツを紹介していきます。
キャリアアドバイザーとの初回面談の前にしっかり準備しておく
転職エージェントを活用する流れでも書きましたが、初回面談の前に事前準備をしておきましょう。
キャリアアドバイザーとの初回面談では、「キャリアプラン、過去の経歴、求人の希望条件、転職活動における相談事項」などを会話します。
この情報は、キャリアアドバイザーから送られるスカウトを選ぶ際や、以降のサポートの軸になるため、適切に伝えられることで良い関係が築けます。
もし、初回面談の話と考えが変わった場合は、再度面談や連絡を取り、すり合わせをしましょう。
キャリアアドバイザーとの相性が合わないと感じた場合はすぐに変更を依頼する
キャリアアドバイザーとの相性は転職活動において重要です。
担当の人と相性が合わないと感じても、「熱心に対応してくれているから・・・」、「もしかしたら自分の伝え方が悪いのかもしれない」など遠慮してしまう人もいますが、すぐに変更依頼をしましょう。
相性が合わないことで、求職者が退会してしまったり、転職活動が停滞してしまうなど、お互いにデメリットになるからです。
2段階転職も視野に入れて活動してみる
初めて転職する人などは、どの求人に応募すればいいか迷ってしまう人も多いと思います。
まだキャリアプランが明確でない場合は、段階転職も視野に入れてみましょう。
段階転職とは、次の転職は最終目標とせずに、さらなる転職まで選択肢に入れてキャリアプランを考えることです。「A社で何かスキルを身に着けることで、B社などの大手へ転職できるようにする」といった考え方です。
自分の選択肢を増やすとともに、キャリアアドバイザーのアドバイスも明確にできるようになります。
キャリアプランを迷っている人は段階転職も視野に入れてみてください。
転職エージェントがむかつく「まとめ」
転職活動において、転職エージェントはとても頼れる存在になってくれます。
特に初めて転職活動をする人は最大手のリクルートエージェントやdodaなどの転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。
この記事では、転職エージェントのおすすめ4選や、転職エージェントを活用する際のコツなどを紹介しました。転職活動を始める際には、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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