8割がやっている「システムエンジニア」の勉強方法は? | 初心者向けに丁寧に解説

近年、IT業界の急速な発展とともに、「SE:システムエンジニア」という職種を耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?また、新型コロナウィルスによる在宅勤務の増加に伴い、完全在宅業務が行える「システムエンジニア」を目指す方も増えてきています。

しかし、システムエンジニアと言っても様々な業務体系が存在し、実際の業務内容ややりがい・大変と感じる部分など、実態について知らない方も多いと思います。

そこで、今回は外資系企業の現役システムエンジニアが、実際の業務内容を交えて詳しくご紹介していきます。また、システムエンジニアのやりがいや大変なことについてもご紹介していきますので、これからシステムエンジニアを目指したいと思われている方は是非参考にしてみて下さい。

目次

システムエンジニアはどんな仕事?

皆さん、SE(システムエンジニア)と聞いてどんなイメージがありますでしょうか?
「パソコンを使って、プログラミングをしている」「サーバールームで電気配線などを行っている」などのイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、実際のSE仕事は、クライアント(顧客)から要望を聞き出しシステムの基本設計を行うことです。

システムとは、「パソコンの演算処理システム」や「バイトなどの勤怠管理システム」「自動運転の制御システム」など多岐に渡りますが、基本的には従来までの物理的な仕組み(メカニカル技術)と近代的な技術(電子制御技術)を組み合わせた”半自動化/完全自動化の仕組み”を構築することを指します。

システムエンジニアの仕事は、これらのシステムの基本的な動きを設計(構築)することで、プログラミングや電子回路設計などは専門のエンジニアに担当します。そのため、プログラミングや電子回路設計などの業務は基本的には行いません。

以下に、システムエンジニアの基本的な業務内容を紹介しておきます。

①要求分析・要件定義

顧客の要求事項(VoC : voice of customer)を明確化し、システム要件書を作成します。この時に、顧客がどのようなシステムを望んでいるのかを顧客との打ち合わせの中で具現化していくことが求められます。また、すべての要求事項をシステムに実装してしまうと、高額なシステムになる可能性もあるため、システム開発に必要な期間や費用を算出した上で、顧客とシステム要件を整合していきます。

②基本設計

顧客とシステム要件が整合できれば、次はシステム開発を行うための基本設計を行っていきます。

ここでは、顧客の要求を実現するシステムの概念設計を行う工程で、関係するエンジニアへの要求項目を明確化しシステムに使用する技術、ふるまいなどを定義します。

例えば、システムの機能の明確化や、インターフェイスの表示/操作、システムに必要な処理能力などを定義します。

③詳細設計

ここからは、より詳細な設計を行う下流工程のエンジニア(S/Wエンジニア、H/Wエンジニア)と調整しながら業務を進めていきます。

②基本設計で定義した機能、インタフェースなどに対して、具体的な動きや仕組みを設計していきます。より詳細な領域になるため、プログラマーや電子回路設計者との専門的な会話が必要になる場面が多く、プログラミングに関する知識や電子回路に関する知識が必要となることがあります。

④システム検証

ハード設計、ソフト設計が完了し、システムとして統合化できれば、顧客要求通りにシステムが構築できるのかシステム検証を行います。

この工程は、会社ごとの設計マニュアルしだいですが、設計工程と評価工程のエンジニアを分ける会社もあります。また、検証に関しては専門の第三者機関を通して実施するなど不正を防ぐ仕組みを導入している会社も多く、設計者の意図通りの検証が行われないようにされています。

SEとプログラマーとの違い

業務内容の境界線が会社や製品によってあいまいであることが多く、同じシステムエンジニアであっても実際の業務内容は異なることがあります。会社によっては、システムエンジニアはプログラミングなどの実際の実装工程も含めて兼任することがもあります。以下では、一般的に定義されるプログラマーとシステムエンジニアの違いについてご説明します。

プログラマーとは、ソフトウェア設計のエンジニアでプログラミングを行います。
一方で、システムエンジニアの主な役割が顧客要求の定義やシステム仕様書の作成などを行います。プログラマーはこの、仕様書を基にコードディングを行っていくため、いわばプログラミング上流業務になります。

システムエンジニアのやりがい

ここまで、システムエンジニアの具体的な業務内容について紹介してきましたが、システムエンジニアという職業には、どのようなやりがいがあるのでしょうか?

システムエンジニアの全員が同じやりがいを感じているとは限りませんが、私自身業務を行っていて感じたやりがいについていくつかご紹介していきます。

給料は高い傾向にある

まず、1つ目にあげられるのは、給与面でしょう。労働の対価として報酬を受け取るため、目に見えて実感できるやりがいとなります。システムエンジニアの給料は、日本人の平均年収と比べて約100万円ほど高い傾向にあり、平均約550万円ほどになります。
給与が充実しているプライベートなども充実させることができるようになるため、仕事のモチベーションにもつながります。

達成感を味わえる

システムエンジニアの仕事は、顧客の要望を実現させることですが、規模や費用が大きいものが多くプロジェクト1つに数か月~数年単位のものも存在します。そのため、達成した時の喜びは大きくなります。また、顧客からの予防は抽象的な内容が多く、それらを整理し既存技術と組み合わせ実現していく必要があります。そのため、要求事項を1つ1つ整理し形としていくため、達成感を業務の進捗を身近に感じることができます。

成長を実感できる

日々進歩を続けている業界であり、システムエンジニアには日々それらの技術についていけるように成長が求められます。前回構築したシステムが次回構築する際には新しい技術を取り入れる必要があるなど常に成長し続けることができます。新しい技術や柔軟な思考など日々クリエィティブな業務が行えます。

1日のスケジュール

構築するシステムにもよりますが、基本的には、一般企業で働く普通のサラリーマンと勤務形態はほぼ同じになります。外資系の企業などシステムの開発元が海外に存在する場合などは必要に応じてフレックス勤務を活用した勤務を取ることもありますが、一時的であり規則正しい生活リズムで勤務を行うことができます。以下に具体的な1日のスケジュールをご紹介しておきます。

<1日のスケジュール>

9:00出社
私の場合は、フレックス勤務制であるため、出社時間は自由ですが基本的に9:00頃に出社します。

在宅勤務の場合は、朝一番に出社し、夕方の時間を充実させたりとプライベートに合わせて勤務を調整しています。

9:30定例ミーティング
毎朝定例のミーティングに参加し、日々の業務進捗と関係者との調整を行います。システム構築は、一人で行う業務ではなくチームとして取り組むことが多く、関係者との業務進捗の調整が重要となります。

10:00設計業務
定例会で確認した業務をベースに、設計作業を行います。
基本的なノルマは、日々かわりますが顧客との打ち合わせなど時間が許す限り設計業務を行っていきます。

12:00昼食
この時間に昼食と言った決まりはありますが、基本的に業務のキリが良いところや、顧客との打ち合わせ時間に合わせて取ります。

13:00客先打合せ
システムエンジニアの最重要な仕事と言っても過言ではないほど、重要な業務です。顧客と打ち合わせを行い、要望やニーズを引き出します。

16:00議事録の作成
顧客との打ち合わせ結果を必要に応じて書類にまとめ、翌朝の定例会の議題として関係者へ展開します。

17:00事務作業
その他、事務作業など一般的なサラリーマンの方が行われている業務を行います。

18:00退社
特に、進捗に遅れなければ定時に退社し翌朝の業務に備えます。
また、夕方からのプライベートの時間を楽しみます。

21:00残業
納期前や、システムトラブル、デバック作業などが発生した場合は、残業を行うことがあります。これはどこの業界でもあり得る話ですが想定外のトラブルが発生するとその対応に徹夜や休日出勤など行う必要がある場合があります。

システムエンジニアの一日について、ご紹介してきましたが基本的に自由な働き方を行っています。日々の業務評価も、実績ベースであることがほとんどなので、明確に評価してもらいやすく成果に応じた報酬が得られます。

大変だったこと

システムエンジニアの仕事内容は、広範囲にわたります。そのため、大変だと感じる点も多々あります。具体的にシステムエンジニアがどんなことを大変だと感じているのか、いくつか紹介します。

納期に迫られる

システムエンジニアの仕事は、クライアントからの依頼が無ければ成立しません。そのため、クライアントの要望は絶対であり、特に納期関係は社内でなくお客様のスケジュールにも影響を与えてしまうため、厳しく管理する必要があります。また、システム開発は予定通りに進んでいても突然トラブルが発生したり、想定通りにいかないことがあります。

残業や休日出勤が発生する

先ほど説明したように、納期は厳守する必要があり、計画通りにシステム設計が進まない場合は、残業を行い納期に間に合わせる必要があります。また、システムトラブルなどの場合は即座にお客様に迷惑がかかってしまうため、休日出勤や緊急の対応が必要な場合があります。基本的に、突発的に発生するものが多く基本的にはプロジェクト開始時の計画通りに業務は進めていきます。

チームの人間関係

システムエンジニアは、システムの要件定義や設計などが主な業務内容です。そのため、クライアントと実際のエンジニアの間に立ち要望やシステムをまとめていく役割になります。

そのため、顧客の要求を入れながら、各エンジニアとのの意見調整が必要とされ、人間関係の面で常に気をつかいながら業務を進めていく必要があります。エンジニアという職種名ですが、マネジメント要素が強い業務となります。

システムエンジニアになるために

システムエンジニアにとって、基本的なビジネススキルはもちろん必要ですが、その中でも「コミュニケーション能力」「技術的能力」「マネジメント能力」の関係性が非常に重要になります。
システムエンジニアは、顧客とエンジニアを結ぶ重要な役割を担います。そのため、適切にニーズを引き出す力も重要ですし、引き出したニーズをエンジニアに伝える技術的能力も必要とされます。また、伝えて終わりではなく予定通りに実現できているのか進捗を調整するマネジメント能力も必要とし、これらは上手く機能してはじめて顧客の要求に合致したシステムが構築できます。

コミュニケーション能力

システム開発において、顧客のニーズや課題を把握することはもちろんのこと、それらを適切にエンジニアへ伝え上手く連携を図るために使用する能力です。システムエンジニアは、数多くの関係者の間に立ち情報をやり取りできる能力が必要です。

技術的能力

詳細設計を行わないシステムエンジニアにとっても技術的能力は、必要不可欠の技術になります。なぜなら、顧客にシステムの提案や説明、S/W、H/Wエンジニアとの技術的調整などの際に最低限度の技術的知識を必要とします。また、より深く知識を持っているとより詳細に内容を伝えることができるため身に付けておくと良い能力になります。

マネジメント能力

システムエンジニアは、システムのハード設計/ソフト設計を行うための、上流設計を行います。そのため、各担当の設計に支障がでないようにプロジェクト全体の進捗を常に確認し効率よく進めれるように調整する必要があります。また、技術もシステムからハード/ソフトへと機能など割り当てを行う必要があるため、いわば技術の調整を行うようなものです。

まとめ

副業チャットレディで稼ぐ秘訣

今回、「システムエンジニア」という職種に関して、実際の業務内容ややりがい、大変なことなどをご紹介してきました。

IT業界の急速な成長や、新型コロナウィルスによる在宅勤務の増加などでシステムエンジニアを目指す方が増えていますが、システムエンジニアと言っても企業ごとに役割や担当する業務内容に差があるの事態です。自分の思い描く、システムエンジニアとはどういったものなのか、今一度考え企業を選択することがおすすめです。

今回ご紹介した「システムエンジニア」の業務内容は、一般的な役割でありシステムエンジニアと言ってもプログラミングまでも担当するなど企業ごとに役割や担当業務内容に差があります。そのため、今後システムエンジニアを目指していきたい方は自分自身が「どのようなエンジニアになりたいのか?」「どんな技術を持っているのか?」で企業を選択することがおすすめです。

ぜひ、参考にしてみて下さい!

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