工場勤務もう辞めたいよ…。
他の業種への転職はできる?
「工場勤務」昼夜問わず、稼働している工場も多く、その勤務形態は過酷と聞きます。
そう言われている原因、そして辞めたいと思った時、どんな選択肢があるか。
1つずつ解説していきます。
「工場を辞めたい」と思ったら?
過酷、ブラック。多忙を極める中「工場、もう辞めたい。」そして「30歳を過ぎても諦めたくない!」と願う方も多いのではないでしょうか。
まず簡潔に、よくある質問をまとめてみます。
- 未経験、異業種への転職は可能?
-
はい。もちろん可能です!
- そのために、まず何から始めればいい?
-
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「工場を辞めたい」30歳からの転職は難しい?
「30歳からの転職は難しい」「異業種への転職はハードルが高い」という話も聞きますが、実際はそんなことありません。
工場ばかりでなく、これまでのあなたの経験は、必ずカタチを変えて、役に立ちます。
スキルや、個人の魅力は違えど、転職をスタートした時は、みんなスタートラインは同じです。
勇気を持って、自分の目指す夢。
家族の時間を増やしたい、年収を上げて自分のやりたいことを叶えたいなど。
本気になって、それを望み行動できるか。
30歳からの転職は遅くない。
「難しくない!」と自信を持って言い切れます。
「工場を辞めたい」30歳には過酷な仕事内容
みなさんは工場と聞くと「女性スタッフの雇用が多そう」や「派遣やアルバイトの方が活躍している」とイメージされる方が多いのではないでしょうか?
実は実際には男女比は半々くらいです
というのも物流倉庫には商品がたくさんのメーカーから大きなトラックに乗せられ日々搬入されてきます
夏場は半袖が多いので比較的軽い商品を扱うことが多いですが、冬場はロングコートやブーツなどを多く扱うことから力仕事が多く男性の求人募集が多いのです
仕事の内容は主にピッキング作業、梱包作業、運送会社への引き渡しの3つの工程に分かれます
日々の業務はチームに分かれて行います
リアルな1日の流れ
朝一 朝礼にて本日のオーダー数、商品数、各種連絡事項、作業の注意事項を共有します
その後グループに分かれて手短かにグループミーティングを行いグループリーダーの指示の元1日の業務を行います
正社員、派遣、アルバイトの分類で勤務時間は異なりますがお客様からご注文頂いた商品を扱うという意味で共通した責任感が要求されます
その為強いチームワークが必要となるので、みんなと協力しながら仕事を進めていきたい方におすすめができるお仕事です
①ピッキング作業
主に入荷商品の品質確認を行う
注文商品を倉庫内で探し集める
集めた商品と商品数の検品を行う
②梱包作業
検品済み商品にプチプチ(梱包材)を巻いて袋詰めをし、段ボール箱に箱詰めをする
配送会社毎に送り状を貼る
③運送会社への引き渡し係に渡す
③運送会社への引き渡し
送り状の貼られた段ボールを配送会社ごとに分ける
フォークリフトを運転し、分けたものを倉庫内の搬出場所に移動させる
お昼休憩
お昼ご飯は工場内に設置されている共有の休憩スペースで食べます
私の職場では食堂がないのでお昼ご飯は持ち込み限定でしたが、食べ物の自販機等設置がありました
工場によっては電気ポットや電子レンジが完備されています
工場は大人数の職場の為、何名かに分かれて12時頃から14時頃までの間に1時間の休憩をとります
お昼休憩後のお仕事
基本は①〜③の繰り返しとなります
工場を辞めたいと思う理由について
24時間稼働の工場は、社員は朝晩問わず、シフトインされるのが実情です。
生活のリズムもとりづらく、これも「工場勤務を辞めたい」と思わせ、30歳を過ぎると体力的にも特にキツくなってきます
派遣やアルバイトの方は、工場にもよりますが基本9時から17時までが中心となります
ただ
正社員となるとそうともいきません
朝昼晩を問わずのシフト組み、土日は休み(じゃない工場もありますが)にかかわらず業者からの電話対応に追われ
そうなんです。心が休む暇がない
これが「工場を辞めたい」という考えにつながり、とくに30歳を超えると心も身体も病み、「やめたいな」「もうしんどい」と思ってしまう原因なのです。
さて、派遣やアルバイトの方の仕事の詳細に戻りますが、
16時以降の時間は倉庫整理作業がメインとなります
ここで残業の予測ができてきます
翌日以降の出荷件数によっては準備するものが多くなるため、一部の少数精鋭の人たちは残業をすることもあります
残業は日中の業務と異なり自分のペースで仕事配分ができる、また残業代もプラスで追加されるので、残業を好む方もそれなりにいらっしゃいます
正社員は基本、残業を強いられます。
これも辞めたいと思う大きな要因です
「工場なんてもう辞めたい」30歳を過ぎて大変なこと
30歳を過ぎて、また一段とキツさを感じるのが、工場内の寒暖差です。
工場内は基本的に夏場は冷房が効いており快適な職場環境ですが、冬場は暖房が行き届かず動きやすい服装での作業のため寒いです(逆の場合もあります)
冬場は貼るカイロやヒートテック等で防寒対策が必須です
また、工場の仕事は時間厳守が厳しいです
それぞれの作業ごとに時間が決まっているので、原則時間厳守が決まりとなります
日々の入荷状況や作業量によって、各グループの忙しさが変わってくることも面白いポイントです
それにより、人員が足りていないグループの作業の手伝いを行うことで業務を遂行させます
基本的に人の入れ替わりが激しい業種の為、色んな価値観の人に出会う機会が多いです
個人業務の積み重ねを通じてグループ全体の目標が決まっているので、人と人との関わりが根強いです
休みなのに電話対応
30歳を過ぎると、体力の回復も段々と遅くなってきてしまいます。
土日祝日が休みの工場もありますが、場所によりけりです。
社員の方は、土日の休み問わず、取引先からの電話対応に追われることも多いようです。
これも「工場勤務を辞めたい」と感じてしまう一因となっています。
服装や持ち物は厳しいの?
食品工場などは、特に服装や持ち物、髪型も厳しいところが多く、これも「工場を辞めたい」「30歳を過ぎたけど、悩む。」と感じされる一因としてあげられます。
また、それとは異なり服装、髪型は自由の場合も見受けられます。
あくまでも責任者の裁量が強いので、職場によっては細かな指定があることもあります
基本的な職場への持ち物はカッターナイフ、軍手、マジック、ボールペン、メモ帳です
派遣やアルバイトの方も大勢働かれています
工場業界は特に責任者に悪い印象を持たれると契約時間内でも強制的に契約終了されることも多々あります
気に入られるとフレンドリーな会話をしながら業務ができ、急な出費の際に優先的にシフトに入れてもらえたりするので工場仕事は稼ぎたい人におすすめです
また就業時間内での業務遂行が基本のためサービス残業はありません
アパレル出荷工場のピッキング作業を通じてファッショントレンドを学べます
派遣やアルバイトの方から聞く話として、合わないと思ったら無理に続けず別の企業の工場の仕事に移れることもメリットの一つと伺いました
工場を辞めたい時どうすれば?よくある質問
- このまま継続した方が安全じゃない?
-
「継続」という選択肢も、もちろんありだと思います。
ただ、ツラい現状がこの先すぐに変わる可能性は極めて低いことも事実としてあります。
「転職」は、どのような状況であれ、先の見えない今を変えられる、1つの魅力ある手段です。
- どうしても「辞める」と言いづらいのですが。
-
「退職代行」という方法もあります。
以下で解説いたします。
「退職代行」という選択肢
今の会社を辞める時、どんな状況であれ、自分から「辞めます」と伝えることは勇気がいると思います。
そんな時に、退職までの手続き、もちろん辞めると伝えることも代行してくれるサービスがあります。
こちらはLINEで簡単に相談できますので、辞めることに対して悩みがある方も、一度こちらを試してみる、それも1つの手段と感じています。
まとめ:「工場なんてもうやめたい」と思ったら30歳からでも遅くない
どの仕事も、それぞれメリットデメリットがありますが、辞めたいと思いながら続けることは、心も身体も壊す原因です。
家族、趣味、大切な人との時間。
自分にとって、なにが1番大切か。
自分自身と向き合って、人それぞれが、素敵な答えにたどり着けますように。
「工場勤務を辞めたい」「30歳を過ぎても諦めたくない!」と願うすべての人の人生が、より良い道へと繋がっていけますように。
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