「ホテル業界はきつい」と言われる理由 | 6年以上働いて分かったこと【体験談】

誰かの笑顔をつくりたい。

ホテルマンとして働いてみたい。

ホテルの仕事に憧れを持っていませんか?

このはくん

実際はどんなお仕事?

ねこさん

肉体労働とも聞くけど..?

実際にホテルマンとして、6年以上働いた経験から

  • ホテルの仕事内容が分かる
  • ホテル業界のウラ側が見える
  • ホテル業界がきついと言われる理由

この記事を読むことで、

ホテル業界の疑問がスッキリと解決します。

本記事の信頼性

このは

  • 「このはのこのはブログ」管理者
  • X(Twitter)フォロワー:10,000人
  • 2年目副業ブロガー(東京在住2児のパパ)

ホテル業界への転職をお考えの方

高校・大学・専門学校を卒業後、

この業界へ進むことを検討されている方。

そんな方々の参考になればと思い、記事を書きました。

私が実際に経験した職種や楽しかったこと、

やりがい

大変だったことなど。

しっかりとお伝えできればと考えています。

目次

「ホテル業界はきつい?」やりがい、大変だったこと

キラキラしていて、華やかなホテル業界。

誰かの笑顔をつくりたい

ホテルマンを志す、多くの方が抱いている

そんな想いではないでしょうか?

ホテルの運営はたくさんの職種によって支えられています。

「ホテル業界はきつい?」代表的な職種を紹介

ベル、ドアマン

ホテルの玄関でお客様の荷物を預かったり、館内ロビーではお客様のご質問へのお答えやお客様へのお声がけといった業務が中心です

1日の中でお客様と接する時間も多いので、ホテル業界を目指す人は、性格がこの職種に合う方がとても多いです

◎やりがい

この職種のやりがいは、やはりお客様から直接「ありがとう」の言葉や気持ちを受け取れることではないでしょうか

ホテルの全職種に共通するのですが、このベル、ドアマンのポジションはお客様と触れる機会が1番多いですし、お客様のことを想って取り組むお仕事なので、必然的にお客様から感謝をしてもらえる機会は増えてきてます

それが全てではないですが、やはり人から感謝してもらえることは、時には金銭では表せない価値を感じます

◎大変なこと

忙しい日は1日中立ちっぱなしでいることもあり、特にチェックイン後のお客様をお部屋まで案内するホテルだと、玄関から客室までの往復をひたすらに続けることになります

繁忙時期にそれが毎日続くと、けっこうな体力勝負になってきますので、そこは大変な仕事になってきます

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フロント

主にお客様のチェックイン、チェックアウトをする職種です

花形的なポジションで、私が入社した時フロントの配属を希望する同期がたくさんおりました

私の時は配属されるパターンが別れており、入社時からフロントに配属される方と、ベル・ドアマンを経験してからの配属になる方がおりました

ベル・ドアマンは館内をご案内する機会が多く、そこでホテル全体のことや流れを知ることができるので、その経験を経てからフロントへ配属という流れです

◎やりがい

フロントの仕事は、良くも悪くもホテル全体に影響を及ぼします

お客様からのリクエスト(部屋にバスタオルを持ってきてほしい、タクシーの予約をしてほしいなど)を各部署と連携をとって対応をしていきます

フロントの対応一つで、スムーズに事が進んだり、お客様や関連部署が気持ち良く1日を過ごすことができます

ですのでフロントは、”ホテルの司令塔”と言っても過言ではありません

頭脳明晰、物腰が柔らかいなど、人格を磨くことにも一役を買うので、そこにやりがいを感じる方も大勢いらっしゃいます

◎大変なこと

やりがいとほぼ同様にはなりますが、その分責任の必要な部署になります

ただ、全ての仕事がそうであるように責任の無い仕事はないので、重く受け止めず花形であるフロントを一度は経験してみてもいいのではないでしょうか

コンシェルジュ

お客様がホテル滞在中、快適に過ごせるように、お客様のサポートをする役割です

フロントやベルとの違いは、お客様のより細かな要望まで対応することが多く、要望のレベルも多少高いものになってきます

例えば箱根のホテルですと、「連泊での滞在中、箱根をゆっくり観光したいのでプランを組んでほしい」「急用ができ、空港までの高速バスの予約をとりたいけど、土地勘が分からない。何とかできないか」

ご高齢の方や土地勘のない方で、コンシェルジュを頼ってこられる方は意外と多いです

そんな時にその人達の困りごとに対して、120%の結果で応えてあげるのがコンシェルジュの仕事です

◎やりがい

コンシェルジュはその職務自体が憧れでやりがいとなっている場合が多いです

というのも、大抵の場合はコンシェルジュになるまで、ベルとフロントを経験して、そのホテルで長年の経験を通してから、始めてコンシェルジュとなれるパターンが多いからです

ホテルのことを知り、その地域のこと、世の中の動きなど、経験と知識を得てからやっとコンシェルジュの仕事ができる

よくホテルに来てくださる常連の顧客対応も任されることが多いため、”ホテルのスペシャリスト”のような位置づけですので、この職種につかれる方はそれ自体にやりがいを感じられる場合が多いです

◎大変なこと

やりがいが大きい反面、そのホテルを象徴するような存在ですので、もちろん責任やプレッシャーも大きくなってきます

また、この職種にたどり着けるまでが大変で、それまで自分を磨き続け、ホテルに貢献し、お客様から信頼を得て始めてなれるものです

ホテルのスペシャリストとして、努力をし続けることが大変であり、反面やりがいであります

サービス係

ホテルではレストランサービス、旅館などでは宴会サービスとも呼ばれます

サービス係の主な仕事は、調理された食事をお客様まで届けること

これが基本ですが、私の友人でも長年サービス係1本でやっていてそれに情熱を注ぐ方もいらっしゃいます

どの職種、職業もそうですが、自分の仕事にやりがいを感じ熱意を持って取り組むことはすごく大切で、それができることがとても素晴らしいです

サービスの仕事でしか味わえない、お客様との距離感や業務内容

ご飯を食べている時しか見れないお客様の笑顔や宴会の時の賑やかな雰囲気

サービス係もホテルには欠かすことのできない、大切な職種です

◎やりがい

サービス係は視野の広さがとても大切です

朝昼夜問わず、お食事に来られるお客様の対応は忙しさが付き纏います

空いてる食卓の把握や、お客様との会話しながらのオーダー確認、料理の仕上がり具合など様々な部分に目を配らせなければなりません

大変な分、全ての対応が終わった後の充実感は他の部署とはまた違ったものがあります

食事会場でしか見られないお客様の顔も特徴的で、リラックスした表情や笑顔が溢れて、そんな特別な一面が見られるのもサービス係の醍醐味の1つとなります

◎大変なこと

ホテルのどの職種にも大体共通するのですが、サービス係も勤務の時間が不規則の場合が多いです

また旅館などの宴会サービスは「中抜け」という制度を設けているホテルもあり、この中抜けが好き嫌いがハッキリ分かれます

中抜けというのは、朝食の対応をした後、お昼に一度4〜5時間の休憩をとり、休憩後に夕食の対応をします(休憩時間中はアルバイトや派遣の方が代わりに勤務する場合が多いです)

これにより1日通しての勤務になり、これが連日続くとずっとホテルにいる感覚になってきます

中抜けを好きという方もいましたが、大体の方は”うーん…”という印象を抱きますので、ここでは大変なことの一例に挙げさせていただきました

「ホテル業界はきつい」と言われる理由

ホテル業界がきついと言われる代表的な理由は、大きく以下の3つがあります。

サービス向上のプレッシャー

ホテル業界は競争が激しく、お客様の期待値も高いです。

そのため、つねにサービス向上のプレッシャーがあり、クオリティを維持し続ける必要があります。

不規則な勤務時間

ホテルは24時間営業が多いため、従業員はシフト制の勤務を余儀なくされます。

これにより、生活リズムが乱れたり、家庭とのバランスを取るのが難しくなることがあります。

また、お客様とのコミュニケーションは重要ですが、時にクレームなどに対処しなければなりません。

そのため、精神的にかかるストレスも大きいです。

肉体的な負荷

ホテル業界では立ちっぱなしや重い物の運搬など、肉体的な労働もとても多いです。

長時間の立ち仕事は体力的にもきつく、体調管理も重要となってきます。

これらの理由により、ホテル業界は、やりがいのある一方で、きついと言われる原因となっています。

「ホテル業界はきつい?」よくある質問と回答

月の残業時間はどれくらいですか?

時期や場所により違いがありますが、私は平均で40時間程度でした。

1番多い時の残業時間はどれくらいですか?

私は夏休みの時期に、最高で80時間程度の残業がありました。

その時は、毎日朝から晩まで働いて、最高で13連勤の勤務がありました。

「ホテル業界がきつい」理由とまとめ

まとめとして、ホテル業界がきつい理由は

  • 不規則な勤務形態
  • 肉体的負担が大きい
  • 労力に合わない低賃金

これらの要素が結びついて、ホテル業界のきつさが浮き彫りになります。

また、その一方で努力や成長によって克服し、やりがいを感じる人々も実際に存在します。

「ホテル業界はきつい」

そう言われないよう、少しでも働く人たちが幸せに働けるよう、願っています。

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このは
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