最近、コンビニスイーツがとても美味しいな思っておりました
そんな時…
コンビニスイーツってどう作ってるの?
食品工場で作ってるんだ、にゃあ
え!食品工場ってどんな所なの??
今回はこのはくんの疑問、食品工場のお仕事についてお話しできればと思います
ねこさんが1日の流れから丁寧に説明してくれるのでみなさんもその場にいるつもりで、ぜひご覧になってください!
お仕事の1日の流れ
7:00〜最寄り駅まで専用の送迎バスが迎えにきてくれるので、そのバスに乗り込む
7:30 〜到着
勝手が分からず挙動不審になりながらもみんなの後について更衣室へ
7:40〜初めて渡された白衣の着方がわからず、助けてもらう
7:45〜準備を整え現場へ向かう
8:00〜ラインが流れ始める
まず全体の流れを教えてもらい、ラインの一番後ろに配置される。完成したお弁当箱が流れてきて蓋がしてあり、その上に付属のマヨネーズを乗せる作業を任される。
10:00〜1つ目の種類のお弁当が規定数終わったため、次の種類のお弁当へ変わる。
2つ目のお弁当ではおかずとおかずの間に挟まっているバランを入れる作業を任される。
12:00〜1時間のお昼休み
13:00〜3つ目のお弁当ではラインの1番先頭に配置され、機械でグラム数のはかったごはんを容器のご飯のスペースにふっくらと形を整える。
15:00〜4つ目のお弁当ではふっくら形成されたごはんの上に黒ごまをふりかける。
17:00 この日の製造数をクリアしたので、残業もなく終了。忙しい場合は1時間の残業あり。
17:30着替えて送迎のバスに揺られる。
19:00帰宅
大変だったこと
私の想像よりコンベアーのスピードが物凄く早く、最初はそれに慣れるのが大変でした。
コンベアーにのった容器が自分の前を通過する前に手際よく盛り付けします。
そのため少しでもモタモタして盛り付け出来ずに流れてしまうとコンベアーは止まってしまいまい、ラインのみなさん全員にご迷惑をおかけしてしまいます。これが私にとっては大きなプレッシャーでした。
1日中ずっと立ちっぱなしなのも結構足が辛かったです。専用の長靴は履き慣れないし、かかとも固くて途中から背伸びしてみたり屈んだり片足ずつ休めたりと工夫していました。
単純作業の繰り返しなので飽きてきてしまう、睡魔に襲われてしまうというのも難点でした。
特にお昼ごはんを食べた後の午後は消化中なので眠くなりやすいし、午前中からの作業に少し慣れ始め精神的に気が楽になるので大変危険です。
また、職場に外国人の方がとても多くてビックリしました。
工場は場所が工業団地内のためか、働いている人は外国人の方ばかりでした。
外国人といっても出身国は様々で、ベトナムやフィリピン、タイやアフリカなどの方もいました。
私が担当した盛り付け作業では外国人の方が大勢いらっしゃいましたが、作業のスピードがとても早く手先の器用な方ばかりで、たくさん教えてもらいました。
当時外国の方と一緒にお仕事することが初めてだったので、最初は少し怖く感じていました。
しかしとても優しく温かい人ばかりだったので、今では一緒にお仕事出来たことを光栄に思います。
やりがい
個人的に黙々と同じ作業を繰り返すのが苦痛ではなかったので、1日とても楽しく働くことができました。
ラインの先頭で自分の盛り付けたお弁当が流れていく様子はまるで我が子の旅立ちを見守っているように感じました。
ラインの後ろで出来上がったお弁当が続々と流れてくる様子も見ていて飽きないし、このお弁当がコンビニに並んでお客さんに手に取ってもらえるのを想像して楽しんでいました。
ちなみに、次の日コンビニに行って自分が盛り付けたお弁当と同じ種類のものを買いに行きました。実際に自分が盛り付けたかまではわからないけど、不思議といつもより美味しく感じました。
まとめ
食品工場は国籍問わず、たくさんの方が働いており、そこで生まれる交流も働くモチベーションや醍醐味と感じます
どのお仕事もやりがい、大変なことがそれぞれあって、人の数だけ考え方や価値観があるのだと感じました
本記事が、これから食品工場で働いてみたい!と考えている方の参考になれば幸いです