この記事はこんな人におすすめ!
- 人材業界はブラックなの?
- やりがい、大変なことは?
- これから人材コーディネーターを目指そうとしてる方
「人材コーディネーターを目指したい!」
「ブラックって聞くけど本当?」
最近テレビを見ていると、転職についてのCMをたくさん見かけます。
そして、そんな「転職を目指す人」をサポートする仕事があります。
「人材コーディネーター」「キャリアコンサルタント」と呼ばれ、人の新しい門出や旅立ちを幸せなものに導くお仕事です。
意を決して言います。
やめとけと。
理由を一つひとつ紐解いていきます。
この記事を書いた人

このは
- 「このはのこのはブログ」管理者
- Twitterフォロワー10,000人(2023年4月現在)
- 2年目副業ブロガー(東京在住1児のパパ)
人材コーディネーターはブラック?
そして、早速はじめに人材コーディネーターはブラックといえます。
理由は大きく2つあります。
- 人の入れ替わりが恐ろしく激しい
- 必須ノルマを設けている企業が多い
上記の理由もあり、人材コーディネーターに向いてる人の特徴として、メンタルが強い人があげられます。
どの仕事にも当てはまりますが、人材コーディネーターを経験して言えることは「激務」です。
もちろん働く会社、環境により一括りにはできませんが、私の経験、業界内の人の入れ替わりの多さ、実際に目にし体験したからこそ分かる真実をまとめさせていただきました。
結論として、転職をお考えのすべての方へ、まずは転職サイト「パソナキャリア」への登録を推奨しています。
完全無料で多くの企業情報が入手できる、登録しておいて損がないです。
転職活動、また普段の生活を過ごす中「生きた情報に触れられる」それは大きな武器となります。
人材コーディネーターのお仕事って?

私は長年、ホテルやアミューズメント施設などで接客の仕事をしていました
そこでの経験を活かし、より人様の役に立ったり、携わった方の人生を幸せなものにしたいと思い、人材コーディネーターの仕事を始めました
人材コーディネーターの仕事は、人の転職や就職活動のお手伝いをすることがメインですが、その中でも紹介業と派遣業の2つで大きく業務内容も変わってきます
紹介業と派遣業の違いについて
両方とも「人材コーディネーター」と同じく括られますが、仕事の内容は全く異なってきます
恐らく「人の人生を幸せにしたい」と想いを持っている方は特に派遣業の業務だと、抱いている想いに絶望を浴びせられる危険性もあります
私がそうであったので、経験も踏まえて書かせていただければと存じます
紹介業って?
まず紹介業ですが、これは俗に言う転職や就職のお手伝いのお仕事です
求職者の要望を聞き、その人に合った会社を紹介してあげる
その人と希望する会社の間に立ち、面接日の日程調整や面接準備などを進めていく
その人の就職、転職活動の期間を充実にし、振り返った時に幸せだったと想ってもらえるようにするのが、この紹介業です

派遣業って?
そしてここからが派遣業についてで、正直みなさんが思い描く「人材コーディネーター」とはかけ離れたものになります
派遣業は、人の手配が中心のお仕事です
例えばコンビニで「今日は2人、人手が少ないので、人数分派遣スタッフを出してください」
と契約している会社から要望が入ります
その要望の人数を、派遣登録しているスタッフに募集をかけ、応募してきたスタッフをその会社に派遣します
担当する会社は何社もあるわけですから、そこから毎日のように何名も募集がくるわけです
日々、人の募集に割り振り、それと平行して新しい派遣スタッフの面接対応など、休日昼夜問わず、目の回るような業務量をこなしておりました

私が働いていた会社では、この派遣業の経験を得てある程度会社のことを知ったり実績を積んでから紹介業を任せてもらえるのが、しきたりでした
他の会社の情報では派遣業と紹介業を一緒にやらせてもらったり、その会社ごとにやり方は違いますので、入社される前に確認してみてもいいかもしれません
また、以下記事にて、紹介業と派遣業のより詳しい違いについて触れています
興味のある方はぜひご覧になってみてください。
▼紹介業と派遣業の違いとは?↓

人材コーディネーターに向いてる人
人材コーディネーターを目指す方の参考になればと、この内容も記載させていただきます
紹介業と派遣業は売上が上がる仕組みとして、
紹介業なら『求職者の就職が決定した時』
派遣業であれば『人の手配が成立しその人が勤務をし、勤務時間に応じて』に売上が発生します
紹介業なら1人あたりピンキリですが、大手転職サイトだと60〜100万円程度の紹介料となります
派遣業だと、1人あたり時給換算で1,150〜3,000円程度×勤務時間が売上となります
なぜ売上が上がる仕組みを書いたかと言うと、売上を上げた分の数%は、インセンティブとして自分自身のお給料に乗ってくることがほとんどだからです
1人紹介し60万円の売り上げを上げた場合は5〜10%程度、3〜6万円が給料に加算される仕組みです(パーセンテージは一例です)
そしてこのインセンティブがないと何が問題かというと、派遣業の方は担当する会社が増えれば増えるほど忙しく大変になるばかりで、自分の時間がなくなっていくだけだからです
派遣業は担当する会社が自分1人だけだと、本当に休日昼夜問わずに対応に追われます
その過酷さ故に、人材派遣を専門でやられてる会社の社員の入れ替わりは非常に激しいです
以下の記事で、メンタルを保つための工夫や考え方について、具体的な方法をご紹介しております
「人材コーディネーターに向いてる」そう思える自信や一助になりますと幸いです。
▼マインドの持ち方、取り組み方のコツをこちらで解説↓

人材派遣の会社もたくさんありますので、目指す方がいらっしゃいましたら、良い会社に出会えることを願っております
やりがい

この仕事でしかできない経験もたくさんあります
人を見極める力、タイムマネジメントや身だしなみ、担当する部署によってはさらに人を好きになるきっかけになります
人材コーディネーターは本当にたくさんの人との出会いがあります
紹介業にしても派遣業にしてもそれは同じです
携わった人の人生を素敵なものにできたり、派遣の方では毎日関わるスタッフの方と仲良くなれたり嬉しい言葉をいただけたり、このお仕事でしか味わえない幸せだな、と感じるものもたくさんあります
あとは、メンタルがとても強くなります
大変なこと
派遣業は休日昼夜関係なく、スタッフの方や企業との対応に追われること
紹介業の方は、求職者の方が当日の面接に来なかったり、まして企業との面接にドタキャンする方もいます
一度や二度、人のことを嫌いになってしまうことがあります
それを乗り越えた先に「やっぱり人って良いな」と想えるかそれができずに辞めていってしまう仲間をたくさん見てきたので
それは痛感しています

ちなみに、人材コーディネーターになるには?
様々記させていただきましたが、在職される会社で業務内容や待遇も全然違ってきます。
募集内容や会社の雰囲気、それを見極めた上で決定されることが一番大切です。
私が人材コーディネーターに転職した際、転職サイトに登録して、どんな会社があるのかを調べて、比較してから転職先を決めました。
まずはパソナキャリアの転職サイトを使い、求人情報をとにかく眺め比べていたのが最初です。
パソナキャリアのデメリットとしては、あえて「求人数の多さ」を挙げます。
選択肢が多く、迷ってしまう。
さまざまな捉え方ができると思いますが「選択肢の多さ」は最終的に自分の力になる。
転職活動を通して、また近くで求職者の方に携わってきたからこそ、自信を持って選択肢の多さは武器になると言えます。
転職活動において、自身の持つ武器の多さは「転職活動の成功」に直結する大きなメリットになります。
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また正社員以外でも、同じように「派遣」という立場での働き方も可能です。
特に営業部門は、毎日のように求人募集がかかっております。
人材コーディネーターに向いてる人それを自ら体験できる、そんなきっかけにも大いになり得ます。
以下、業界最大手のテンプスタッフでは、数多くの人材コーディネーター職の求人情報を取り扱っています。
「退職しづらい」そんな悩みを持つ方も多く拝見してきました。
現在は便利な「転職代行」のサービスもあります。
一人で悩まず、行動できるきっかけが見つかりますよう願っております。
人材コーディネーターなんてやめとけ?よくある質問と回答
- お給料はいくら位?
-
私の場合は月に26万円程度でした。これだけ見ると一般的にも感じますが、この中には45時間のみなし残業が含まれています。それを除くと、月に18〜20万円が相場と考えられます。
- 月の残業時間は?
-
私の場合は200〜220時間程度が平均でした。ただ、みなしの45時間を下回っても、そして上回っても追加の残業代が出ることはありませんでした。衝撃的だった「プラスマイナスで調整してる」は立派なブラック企業の発言と捉えられます。
人材コーディネーターだけはやめておいた方が良い
どの職業もそうですが、その人の性格や個性、そして働く環境によっても条件がさまざま異なってきます。
ただ、私の経験上「人材コーディネーター」はみなし残業、休日出勤、厳しいノルマ設定を課す企業をたくさん見てきました。
人材コーディネーターは、ブラックと言えます。
また、転職方法やそれまでの道のりは下記参考の記事をご覧ください。
みなさんの転職、就職活動が幸せなものになりますよう、願っております。
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▼一緒に読まれている記事はこちら↓
