趣味などブログを始めたいと思うとWordPress（ワードプレス）という単語を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか？
WordPressとは、専門的な知識がなくてもブログやホームページを作成することができるソフトウェアのことです。このようなソフトウェアをCMS（コンテンツ管理システム）といいます。WordPressは世界NO.1のシェアをほこり、日本でもWebサイトとして、個人のブログ、企業や学校法人のホームページなどにも多く利用されている人気のCMSになります。
ですが、WordPressは初心者には分かりづらいことも多く、機能についてもどんな機能があるのかなどの不安が残るのも事実です。
ここでは、「WordPressとは？」「WordPressのメリット・デメリット」「WordPressの基本機能」などについて、詳しく解説していきます。
全世界で使われているWordPress（ワードプレス）とは？
WordPressが人気が高いのは、「オープンソース」という仕組みがあるからです。
WordPressとは、世界シェア60％以上を誇る、世界NO.1のCMSになります。日本でもWebサイトとして、個人ブログ、企業や学校法人などのホームページにも多く利用されているのが特徴としてあげられます。
通常のソフトウェアは、開発者に著作権があり、ユーザーは使用することができません。
ですが、WordPressはそのオープンソースという仕組みにより、無償利用でき改良や再配布も認められているという点があげられます。そのおかげで、WordPressは様々な技術者によって、改良、開発が繰り返されているのです。
そのため、時代の流れに柔軟に対応できるソフトウェアでもあります。このような、高度なソフトウェアを無料で使えるのはWordPressの大きな特徴としてあげられます。
では、次にWordPressのメリットについて詳しく述べていきます。
WordPressのメリットとは？
WordPressの特徴として利用者の数が多いということがあげられます。では、なぜ利用者が多いのかというと以下の5つが挙げられます。
- 無料で使える
- 簡単に使える
- 拡散性が高い
- 情報が多く、調べやすい
- スマホのアプリがある
このはくん以下で詳しくご説明します
①無料で使える
WordPressのソフトウェア本体が基本無料で使えるということがあげられます。
WordPressはオープンソースという仕組みにより、ソフトウェアは無料で使用できます。その上、改良、再配布も認められているので、時代の変化に対応できる高度なソフトウェアです。しかも、それを無料で使用できるのが大きな特徴です。ですが、それを動かす状態を整えることは必要なので注意は必要になります。
②簡単に使える
WordPressは、直接記事を書き込むことができ簡単に使えるということがあげられます。
一般的には、ブログやホームページを作成する際には、専門的知識が必要になるからです。Webサイトは「HTML」「CSS」というファイルでできています。加えて、「JavaScript」などを使用したりとWebサイト制作には、様々なファイルを組み合わせることで成り立つことがあげられます。ですが、WordPressはそのプログラムが組み立てられているので、それを利用すれば簡単にWebサイトを作ることが可能です。なので、Webサイトに文章や画像などを登録するだけで自動的に記述することが可能になります。コンテンツの管理、簡単に編集や削除もできて、一括して管理できる効果的な運営ができるということも魅力としてあげられます。
③拡張性が高い
WordPressは、機能を向上させたり、新しく機能を追加したりすることも特徴になります。
そのソフトウェア本体に追加できる機能は以下の通りです。
- デザインプレート（テーマ）
サイトの外観の着せ替え、装飾などが簡単にできます。無料や有料など種類も豊富です。
- 機能拡張用プログラム（プラグイン）
WordPressに備わっていない機能を追加することも可能です。無料で約60,000種類も使用できる。
つまり、ソフトウェアにオープンソースの仕組みがあることで、Webサイトを自身の好みにカスタマイズしたり、様々な機能を追加することでオリジナルのコンテンツを生み出すことも可能です。WordPressで作れないWebサイトは存在しないとまで言われるほど、独自性があり、拡張度も高いというのも魅力です。
④情報が多いので調べやすい
WordPressは利用者が多いので、情報などが調べやすいこともあげられます。
世界でも日本でも利用者が多く、また、個人でも企業まで様々な方が利用されているので、多くの情報が集まっています。また、次々と新たなコンテンツが生み出されてもいます。しかも、無料のオープンソースなので、ネット、YouTubeなどでもWordPressの使用方法、問題の解決策など調べれば沢山の情報も豊富で、多く載せられているのも事実です。なので、自身に必要な情報や手段を調べやすく、初心者でも安心して使用できるポイントにもなります。
⑤スマホのアプリがある
WordPressはスマホでの作業ができる。
スマホのアプリがあるので、スマホさえあれば作業が可能です。管理画面への記事の作成、更新などがスマホさえあればどこでもできます。
WordPressのデメリットは？
WordPressのデメリットとしては、多くの利用者がいるために以下のことが注意点としてあげられます。
- レンタルサーバーが必要になる
- 表示速度が遅くなりがち
- セキュリティー対策が必要
このはくん以下で、詳しくご説明します
①レンタルサーバーが必要になる
WordPressは、サーバー・ドメインは有料でインストールする必要があるということがあげられます。
サーバーは、Webサイトに欠かせないインターネットにつながったコンピューターのことです。このサーバーにブログやホームページのデータやファイルを保管することになるのです。このサーバーを自身でインストールする必要があります。このサーバーは有料なので事前に準備をしておかなければなりません。加えて、そのブログなどのサイトのURLに使われる文字列をドメインといいます。その独自のドメインを取得する必要もあります。Webサイトを運営するためには、サーバー・ドメインの2つは必ず必要になります。しかも、有料でインストールする必要があるので、事前に準備することが大切になりますので把握しておきましょう。
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②表示速度が遅くなりがち
WordPressは、一般的なWebサイトに比べて、表示速度が遅くなりがちなのが欠点になります。
それは、記事がアクセスされるたびにファイルが、自動に更新されていくのでサーバーの負担が大きいということがあげられます。つまり、WordPressは利用者も多いために、アクセス数も増えていきます。
したがって、その分サーバーの負担が大きくなるので、表示速度が遅くなりがちになるのです。そこで、事前に処理能力の高いサーバーを選ぶことも重要になりますので心がけておきましょう
③セキュリティー対策が必要
WordPressは、セキュリティー対策をしっかりとしておくことも重要になります。
一般的なWebサイトは運営会社がやってくれますが、WordPressはセキュリティー対策は自己責任で行う必要があるということがあげられます。なぜなら、アクセス数が多いために、不正アクセスなどの標的になってしまうことが多いからです。
そのため、アップデートやIP制限を設定したりすることも重要になります。また、個人のブログなども攻撃の対象になり、情報改ざんや大量のスパムメール（受信者の意向を無視した迷惑メール）の送信に利用されるケースもあるので、注意が必要になります。なので、セキュリティーは自身でこまめに行う必要があるので、しっかりと意識しておきましょう。
WordPressの基本機能
WordPressができる機能としてあげられるのは、以下の通りになります。
- 記事が簡単に編集できる
- 画像の投稿・削除の管理
- コメントの管理
- アクセス数の管理
- 編集するユーザーの管理
ここでは、この5つについて詳しく解説していきます。
Ⅰ記事が簡単に編集できる
WordPressは、記事の編集が簡単にできます。
管理画面を利用することで、HTML、CSSの知識がなくても、記事の投稿や管理ができます。管理画面は、指定のURLでアクセスし、ユーザー名とパスワードを入力することで入ることができます。スマホのアプリもあるので、管理画面さえあればどこでも記事の編集・更新ができます。
Ⅱ画像の投稿・削除の管理も簡単
WordPressは、管理画面で画像の挿入も簡単にできます。
自身のWebサイトのサーバーに画像をアップロードすることなく、管理画面上で画像挿入することができます。また、画像も一覧で管理することもできます。記事に挿入する際も、タグを使う必要もなく画像を選択するだけで挿入することも可能です。なので、簡単に画像の挿入ができるのも特徴です。
Ⅲコメントの管理
WordPressは、個人でコメントの管理ができます。
記事などに寄せられるコメントに対して、表示をする、表示しない、削除するなどの管理も可能です。また、コメントを受け付けないようにするなどの設定もできます。つまり、個人の裁量でコメントの管理が自在なのです。
Ⅳアクセス数の確認
WordPressでは、管理画面にアクセス数が表示されます。
管理画面に閲覧数が、表示されるのも特徴です。他のサイトではアクセス数は、解析ツールなどを利用してアクセス数を確認することになります。その点では、管理画面に表示されているのですぐに確認することができます。
Ⅴ編集するユーザー管理
WordPressは編集できるユーザーの制限を設けることもできます。
複数の人間でサイトを管理する際に、権限を設けることができます。主な制限については以下の通りです。
- 管理者 全ての権限を持ち、全ての機能が使用できる
- 投稿者 記事の投稿・編集・公開ができる。しかし、削除はできない
- 寄稿者 記事の下書きは可能。ただ、公開はできない
このように、Webサイトにおいてユーザーの制限を設けることで、複数の人間が参加することも簡単にできます。
まとめ
WordPressは、ブログを制作する際の専門的知識が必要なく、文字や画像などを直接記載することができます。また、管理画面を利用することでコンテンツ管理の管理や編集・削除することができ多くのコンテンツでも効率的な運営が行えます。
ただ、問題点としてレンタルサーバーは有料で取得する必要があり、無料ブログと違い運用費用が必要になります。
WordPressは、簡単に始められて、情報なども見つけやすい点でとても便利です。ブログ初心者でも始められます。これを機にトライしてみてはいかがでしょうか？
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