今高まっている「英語」の必要性 | 【厳選3選】これだけは押さえておきたいこと

このはくん

猫さんは英語が得意?

ねこさん

ううん。本当は苦手なの。
急に海外主張なんて言われやしないかと冷や冷やしているのよ。

このはくん

それは困るね。
今のうちに専門家に英語の勉強の仕方を教えてもらったら?

ねこさん

大賛成!

英語は構文と単語を覚えることが基本です。

この基本さえ覚えればどんな人でも使えるようになります。

最近は仕事で海外出張や国内でも外国のお客さんと商談することが増えていますね。

そんな時に慌てなくても済むように、英語力をつけることはぜひ必要です。

ここでは、ビジネス英語の勉強の仕方を解説します。

目次

基礎固めをするには?

ビジネス英語と言っても基本は一般的な英語の勉強の仕方と同じです。

まずは基礎固めが最重要です。

それにはいろいろな参考書が出ていますが、中学校の3年分の教科書をしっかり勉強するのが一番効率的です。

現在の日本の中学校の教科書は非常に良くできていて、この3冊をじっくり勉強すれば英語の基礎的な構文と英単語を覚えることができます。

ある大学教授が国際学会に出席することになりました。

この教授は英語の読み書きは十分にできましたが、話すのが不得意だったので、ある著名な英語科教授に相談に行きました。

その英語の先生は大学教授に3冊の中学校の英語の教科書とそのCDを手渡してこう言いました。

「通勤の時間でもいいから、この3冊の英語教科書のCDを毎日聞いて、家では声に出して読む練習をしてください。全文を覚えるくらいやれば、必ず効果が出ます。」

この大学教授は「こんな簡単な教科書をやるだけで何とかなるのかな。」とちょっと不安でしたが、指示されたとおりにやってみたそうです。

するとなんと数か月後の学会ではスムーズに英語で発表をし、質問にも見事に答えることができました。

「日本の学校英語はなっていない、習っても英語を話せるようにならないじゃないか。」と言う人がいますが、これは誤解です。

中学校の英語教科書の内容を全部覚えて口に出して言えるぐらいになれば、英語の日常会話は十分にこなせます。

私はイギリスに1年間住んでいましたが、普通の会話では中学校の教科書に出ている英語の構文よりも複雑な文に出会うことはまずありませんでした。

英語をモノにしたかったら何よりも基礎が大事です。

中学校の教科書あるいはそれに近い教材を読んで、書いて口に出して言えるくらいになることが最も重要です。

リスニングの力をつけるには?

よく「英語が聞き取れただけでは話せるようにならないじゃない。」と言う人がいます。

しかし、話せるようになるにはまず相手の言っていることを聞き取らなくてはなりません。相手の言っていることがわからなければ返事もできないからです。

日本人が話下手と言われるのは聞き下手であることも一因なのです。

ですから、聞き取りの力をつけることはどうしても必要なのです。

それには時間をかけて英語を聞く以外のショートカットはありません。

英語テキストのCD、ラジオやテレビの英会話番組、英語ニュースを聞く、YouTubeの英語番組や洋画を見るのもいいですね。

自分の興味に合うものを、時間をかけて聞くのが一番です。

リスニング力は聞いた時間に比例します。

私は高校生の時にNHKのテレビ英会話中級を毎回見ていました。

内容は高度でほとんど理解できませんでしたが、英語の音がきれいなのと寸劇が面白かったので、3年間飽きもせず見ました。

大学で英語科の学生になった時、リスニングだけは全く苦労しなかったのはあの3年間のトレーニングがあったからだと確信しています。

ビジネスで英語が必要になったら週1回のテレビの英語番組を3年間見るなどという悠長なことは言っていられません。

1日15分でもいいのです。

毎日聞き続けるならば短期間でもかなりの効果が期待できます。

急いで英語の聞き取りの力をつけたかったら、今日からでも始めてみてください。

スピーキングの練習をするには?

英語を話すのは日本人の最も苦手な分野かもしれません。

つまり、英語を話す機会がないからです。

そこでおすすめしたいのは次のような方法です。

・口に出して言う独り練習をする

会話練習のチャンスがない場合、自分独りで今日やっていることや、やる予定のことを英語で口に出して言ってみる練習です。

例えば、

It’s a fine day today. (今日はいいお天気だな。)

Oh, Christmas is just around the corner.(そうだ、クリスマスがもうすぐだ。)

I’ll go out to buy some presents for my children this afternoon.(午後は子どもたちのプレゼントを買いに出かけよう。)

というように口に出して言ってみるのは良い練習になります。

大きな声で言ってみるのが無理なら、小声でささやくだけでもいいのです。

私もよくやっていましたが、英会話サークルの友達の中には、「私もそうしていた。」という人がかなりいました。

やっぱり口に出して言ってみるのは効果があるわけです。

独り練習だと相手は要らないので、いつでもどこにいても毎日でもできるのが強みです。

・サークルに参加したり、英語広場などに参加したりして腕試しをする

独り練習だけでは物足りなくなったら、地域の英語好きの人たちのサークルや自治体がやっている英語広場、英語サロンなどの英語で話す会に参加してみるのがいいですね。

外国人の講師がいるところだと、生の英語を聞いたり話したりする良いチャンスです。

日本人だけでも英語好きな人が集まって、原則英語で話すことになっているならば、相当練習ができます。

グループだと流ちょうに話せなくても、英語を聞いて慣れることもできるし、Yes, Noで答えるだけでも度胸が付きます。

ただし、サークルや英語広場などは週に1回か月に1回程度なので、腕試しのつもりで参加するのがいいですね。

・英会話教室に通う

きちんとした講師のいる教室に通うのも一つの方法です。

実際に外国人の先生について会話練習をすることは会話力アップに通じます。

グループの場合と1対1の場合がありますが、グループの場合は積極的に話すようにしないといつも聞く側になってしまうこともあります。

1対1ならば、かなり話す時間が取れるのでより効果的ですが費用は掛かります。

英会話教室を探すときは、講師がただ英語を話せるだけの人ではなく、外国語を教える訓練を受けている質の高い先生であることが大事です。

講師のプロフィールをよく見て、できるだけ専門家の先生のいるところを選びましょう。

私の夫はイギリスで研修するために、1対1のレッスンをしてくれる英語教室に1年程通いました。

そこの講師は英語の専門家で外国人に英語を教えることに長けていました。

マンツーマンだったので、当時としては、破格の高い授業料を払いましたが、そのおかげでイギリスでの研修を無事こなし、その後も英語で話すのが苦にならなくなりました。

ですから高い授業料は十分に取り返せたと思っています。

・オンライン英会話

もっとすらすら話せるようになりたければ、オンライン英会話コースを取る方法があります。

誰でも講師の先生と1対1で話すのはかなり緊張します。

どのコースをとっても、1回15分ぐらいですが、その15分が長く感じられるくらいです。

なんとかして自分の言いたいことを英語で言ううちに慣れて、だんだん滑らかに英語が出て来るようになります。

タブレットやスマホでもレッスンを受けられるので、ちょっとした隙間時間でもレッスンができるのはいいですね。

多少費用は掛かりますが、教室で教えてもらうよりはずっと安くなっています。

限られた予算でできるだけたくさん話す練習をしたければ、オンライン英会話はいいです。

なるべく多くのレッスンを取って早く話せるようになりたい人にはDMM英会話やネイティブキャンプはおすすめです。

レッスン取り放題で24時間対応となっています。

フィリッピン人の講師ばかりでなく、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパなどの講師とも話せるので、少し癖のある英語に接することもできます。

ビジネスで英語を話す必要がある場合は、正当な英語だけでなく、インドや中国の訛りのある英語も聞き取れなくてはいけないので、多彩な講師と話してみるのは勉強になります。

ビジネス特化型ならビズメイツはおすすめです。

ビジネスによく使われる表現を覚えられるので、即戦力が付きます。

ビジネス英語は中級程度の人を対象にするコースが多いですが、ビズメイトは初心者から無理なく始められるのがいいです。

・英語合宿

短期間に飛躍的に話す力をつけたければ、この英語合宿は非常に有効です。

文字通りある宿泊施設に泊まり込んで英語だけで話す練習をします。

英会話スクールなどでやっているものですが、2~4日、1週間、それ以上のものもあります。

自分の英語のレベルに合ったコースを選びましょう。

あまりレベルが高いと何を言っているのかほとんどわからず、ただ聞くだけで終わってしまいます。

ちょっと背伸びすれば、何とかついていけるレベルが一番いいです。

英語の上手な人と話していると、自分の英語もレベルアップします。

レベル分けテストを受けてみるのがいいですね。

またなるべく参加する講師の数が多く、英語の専門家がいるコースを探すのがコツです。

レベルの高い講師が大勢いると、授業の質が高く、休み時間や食事中も講師の先生と会話ができるので効果的です。

私は今までにこの英語合宿に2回参加しました。

朝から晩まで授業はもちろん、食事の時間やレクリエーションの時間も英語だけで話すことになっていました。

最初は窮屈に感じましたが、何とかして言いたいことを英語で伝えようとしているうちにだんだん慣れてスムーズに英語が出てくるようになりました。

1週間の合宿が終わって帰宅するときには日本語さえも英語に聞こえるような気がするほど英語の音に敏感になったことに気が付きました。

費用はかなり掛かりますが、海外出張が迫っているとか、まもなく海外からお客さんが来るといった状況ならば、この英語合宿を試してみるのはおすすめです。

ライティングの力をつけるには?

ビジネスに英語を使うなら、話すだけでなくメールや手紙にも対応しなくてはなりません。

ビジネスに関することでも、普通の英文手紙を書くにしても、英語の基本に忠実に書くことが一番肝心です。

すでに学んだテキストの本文に出ている表現の一部を変えて書くことがコツです。

例えば次の文は中学3年生の英語テキストに出ています。

After some years’ study, he became not only a missionary, but also a doctor.

(彼は数年の勉強の後に、伝道者だけでなく、お医者さんにもなりました。)

この文の一部分を拝借して、

After 20years’ hard work, she became very rich.

(20年懸命に働いて、彼女はとてもお金持ちになりました。

あるいは

She is not only kind but also very friendly.

(彼女は親切なだけでなく、とても友好的です。)

というような文も作れます。

もとになっている文が正しいので、応用した文も正しいわけです。

ある人は構文を借りて作るので、英作文は英借文だと言いますが、当たっていますね。

最初に言ったように、基本となる英語の教科書をしっかり覚えることは英作文にも必要な事なのです。

・日記を書いてみる

英文を書くのに慣れるためには、ある程度の英文を覚えたら実際に書いてみることが大事です。

簡単な英文日記を書くのは良い練習になります。

例えば、こんな風に

December 15th 2022 (2022年12月15日)

It was cloudy today. (今日は曇りだった。)

I went shopping in Kawsaki with Kyoko this afternoon. 

(午後京子さんと川崎に買い物に行った)

She found a little coffee shop near the department store.

(彼女がデパートのそばの喫茶店を見つけました。)

We talked together over a cup of coffee.

(私たちは一緒にコーヒーを飲みながらおしゃべりをしました。)

I was so happy today.

(今日はとても楽しかったです。)

簡単そうですが、毎日となるとなかなか大変です。

何も特に変わったことがなくても、お天気や今日の気分など簡単に書いておくだけでも英文を書く感を養うには役に立ちます。

・添削を受ける

自分の力だけで英作文を書いていると、英語ではこうは言わないという文を書いてしまうことがあります。

ビジネスレターならなおさら、正確な言い回しができないと重大なミスを犯すかもしれません。

英語教室では英作文を直してくれるコースがあります。

英作文だけなら通信添削を受けるのもいいです。

とにかく自分が書いた文が正しいかチェックしてもらいましょう。

ネイティブでない限り全くミスのない英文を書くことは無理です。

英語の論文を発表する大学の先生方の中にも英語論文を提出する前に、ネイティブの先生にチェックしてもらっている人は大勢います。

ですから、自分で書いた文を直してもらうことは必要なのです。

またオンライン英会話の中にはライティングの指導をするところもあります。

ベストティーチャーなら、まず受講生は自分でライティングをし、それをもとに添削してもらいながら英文を覚えるシステムになっています。

BBTオンライン英会話には「英文Eメール講座」もあります。

英文を書くには基本の構文を駆使して自力で英文を書くことと、書いたものを添削してもらって正しい表現を覚えることが重要です。

ビジネスで英語が必要になったら、慌てることなく、まず基礎固めをしつつ、読む、聞く、話す、書く、の練習を積み重ねましょう。

時間がなければないなりにできるところまで進めれば、それだけの効果は期待できます。

まとめ

ビジネス英語を学ぶには、英語の基礎固めをし、できる限り英語を聞くトレーニングをしましょう。

学んだことを口に出して言ってみる、仲間とあるいは先生と会話をしてみましょう。

積極的に英文を書き、できれば添削をしてもらって英文を書くのに慣れましょう。

読む、聞く、話す、書く、の四つが揃えば、ビジネス英語も恐れることはありません。

皆さんが英語の勉強を続けてビジネスでも活躍することを期待しています。

このは
・「このはのこのはブログ」運営者
・2年目副業ブロガー(東京在住1児のパパ)
・Twitterフォロワー10,000人(2023年4月現在)
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